3番目+

誰でも大好き

M誌2014年4月号 薮キィ対談

出会った頃を振り返ってみましょう企画。
薮様1万字から始まる壮大な薮キィ物語の公式資料第2弾。
薮様1万字→薮キィ対談→雄也1万字 ってすごいなんていうか考察を強要される感じの出来すぎた物語だな…。

薮:俺と初めて会った日のこと、覚えてる?
高木:覚えてる!
薮:ホントかよ?
高木:っていうか、初めて会ったというより初めて遭遇したって感じだったけど(笑)
薮:それって、鎌倉のこと?
高木:そう。まだ俺が事務所に入る前に、中学の遠足で鎌倉に行ったの。そのとき、たまたま薮くんも遠足で鎌倉に来てたらしくて、同じ学校の女子がキャーキャー言ってたんだよ。
薮:高木とは学年が同じだから、遠足の時期がカブるんだよ。たしか、中2のときだっけ?
高木:そうだと思う。
薮:確かに、違う学校の女子が「薮くんだ!」って騒いでたのは覚えてるけど、まさか高木と同じ学校の子たちだったとは。あとで高木に聞いてびっくりした。
高木:俺は直接見かけたわけじゃないけど、そのとき既に薮くんはうちの学校では有名人だったからさ。
薮:同じグループのメンバーになるなんて、想像もしてなかった?
高木:全然だよっ!
薮:じゃあ、俺と初めて話した記憶はないの?
高木:もちろんあるよ!事務所に入ってすぐ、コンサートに出させてもらったときに、舞台裏で俺はどこへ行けばいいのかわからなくて1人でアワアワしてたの。そうしたら薮くんが目の前に現れて「こっちが上手だよ」って、舞台の上手と下手を教えてくれて。
薮:えー、そんなことあったっけ?
高木:めちゃめちゃ優しくて、感動したもん。今でも鮮明に覚えてる。
薮:いい先輩じゃん(笑)
高木:当時の薮くんは俺にとってはスーパースターだったからね。
薮:大袈裟だろ。
高木:事務所に入ったとき、他の先輩は知らなかったけど、薮くんと光くんのことだけは知ってたよ。
薮:なんで?
高木:同じ中学の女子がファンだったし、当時テレビで「Ya-Ya-yah」をよく見てたんだよね。
薮:確かに、俺らくらいの年齢の子は、この番組を見ててくれてたみたいだよね。山田も「Ya-Ya-yah」の番組オーディションでジャニーズに入ってきたし。
高木:だから、薮くんのことは"テレビで活躍してる人"っていう印象だった。
薮:俺の記憶の中で、高木と初めてしゃべったのは『SUMMARY』のとき。高木って中3くらいでJr.に入ったんだよね?
高木:そうだよ。
薮:だから、Jr.の中でわりともう大きくてさ。
高木:その頃、裕翔とかちっちゃかったもんね。
薮:超チビだった(笑) でさ、Jr.が集まってるときに、高木が俺に話しかけてきたの。「薮くん、アドレス教えてくださいよ〜!」って。
高木:あ〜。思いだしてきた。
薮:あのときの高木、すごく無邪気でかわいかったんだよね〜。
高木:え、今は?
薮:いや、今はかわいいっていうより、色っぽいから。
高木:芸能界に揉まれて、色気が出てきちゃったんだなー(笑)

薮:高木って、デビュー当時は殻に籠ってた印象があるんだよな。素を出さないっていうか。
高木:今から振り返ると、自分でもそうだったと思う。
薮:Jr.のときはすごく無邪気だった印象があるからさ。メンバーになって久々にちゃんと話してみたら"あれ?こんな子だったっけ?"ってギャップがあった。
高木:それ、他のメンバーにも言われるよ。昔はツンとしてたって。まあ、そういう年頃だったんだよ。
薮:まあね。俺だって、中学の時はやたら反抗してたもん。人前とかテレビ番組では全然ふざけられなかったし。
高木:え、そんな時代があったの?ふざける薮くんしか見てないから違和感だわ〜(笑)
薮:でも最初は距離があったけど、しばらくしてプライベートでもよく遊ぶようになって。
高木:俺が友達とメシに行くとき、一緒に参加してくれたりね。
薮:実は、JUMPにいるときの高木と友達と一緒の高木はキャラが違うのか、確認するのが目的だったんだけどね。
高木:えー。そりゃあ仕事とプライベートは違うでしょ。
薮:友達と一緒だと、けっこうツンツンキャラだよね。
高木:今でもわりとそうかも。
薮:そんな素の高木も見ちゃったし、なんだかんだ波長は合うと思うよ、俺ら。
高木:ツアー中に同室になると、しゃべらなくても居心地いいもんね。
薮:そう。あと、仕事で海外へ行ったとき、外へ浴びに行くのは1人か高木と2人で出かけることがほとんどだもん。
高木:俺ら、わりとアクティブだよね。思いついたらパッと出かけちゃう。
薮:たまに通訳の圭人もいるけど。
高木:アハハハ
薮:ラスベガスで2人でホテルから20分くらい歩いて、和食屋さんで朝ご飯食べたの覚えてる?
高木:あ〜、行った行った!
薮:「朝からステーキなんて食べたくないぜ!」って、焼き鮭定食を食べに行ったんだよ。
高木:鮭だっけ?俺は納豆が食べたかっただけなんだけど。
薮:懐かしいよな〜。じゃあさ、せっかくだから日本でも2人で出かけようぜ。まだ俺、高木の車に乗せてもらったことなかったし、ドライブに行きたいな♡
高木:山田と圭人と有岡くんは乗せたけど、薮くんはまだだったね。
薮:車内で2人っきりじゃん。たまには深〜い話でもしようぜ。
高木:えー、深い話?何言われるんだろ?ドキドキしてきたよ!
薮:お楽しみに〜♪

実際に書き起こしてみると改めてなんていうかとんでもない対談だネ!
全体的に突っ込み所しかないけどそれはまた別途ネチネチするとして、とりあえず私は
「一緒に遊ぶようになったのは、仕事とプラベではキャラが違うのか確認するのが目的だった」
とか言われたら「…ええー…なにそれ薮くんキモーい……」って本気で全力でドン引く自信があるよ!
薮様も雄也もファイト!!